こんにちは、ゆうペイです!
現場の合間に作った木工の小物や、端材で組んだ棚。お客様に「それ、売ってよ」と言われたこと、ありませんか。
あるいは、施工で使っているオリジナルの道具や消耗品を「ネットでも買えるようにしてほしい」と頼まれたり。職人仕事をやっていると、本業のとなりで“ちょっとした物販”の芽が出てくる場面が意外とあります。
でも、いざ始めようとすると「ネットショップって難しそう」「店頭の決済とネットの売上を別々に管理するのは無理」と手が止まる。そこで候補に挙がるのが STORES(ストアーズ)です。ネットショップも、店頭での対面決済(カードやQR)も、同じ1社でまとめて始められるサービスです。
ゆうペイ本業の現場仕事とネット販売、
道具も売上も別々に管理するのは地味にしんどいですよね。
☝️結論から言うと、「本業のとなりで小さく物販も始めたい」「店頭の対面決済とネット販売を1か所でまとめたい」職人・一人親方には、STORESは入口にちょうどいいです。ネットショップは月0円から。ただし“ネットの手数料”と“店頭の手数料”は別物なので、そこだけ先に整理しておきましょう。
この記事では、現場仕事のとなりで物販・ネット販売を始めたい個人事業主・一人親方の方向けに、
- STORESで「ネットショップ+店頭の対面決済」を1社にまとめる全体像
- ネットショップの料金(0円のフリーと、月3,300円のスタンダードの違い)
- 店頭の対面決済の手数料と、「1.98%・端末無料」の正直な条件
- STORESが向く職人・今はまだ向かない職人の見分け方
☝️いいところも、つまずきやすいところも、現場目線で正直にお伝えします。「物販にちょっと興味はあるけど、何から始めれば…」という方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。
職人が”物販”を始める場面って、意外とある
「職人がネットショップ?」とピンと来ないかもしれませんが、現場仕事のとなりで物販の芽が出る場面は、思っているより多いです。
共通するのは、「本業はあくまで現場、物販はそのとなりで小さく」という形。だからこそ、物販のために大げさなシステムや高い月額を背負うのは現実的ではありません。初期費用ゼロ・月額ゼロから試せることが、職人の物販では何より大事になります。



売れるかどうか分からないのに、最初からお金をかけるのは怖いもんなぁ。
STORESとは|ネットショップも店頭の決済も「1社でまとめる」
STORES(ストアーズ)を一言で言うと、店舗まわりの“あれこれ”を1社でまとめられるサービスです。公式サイトによると累計25万社が使っていて、職人・一人親方が物販を始めるときに関係してくるのは、おもに次の3つです。
ポイントは、「ネットで売る」と「店頭・現場で対面で受け取る」を同じ1社にまとめられること。たとえば普段はネットショップで端材の木工品を売りつつ、
地域のマルシェに出店した日だけ対面でカード決済を受ける——そんな二刀流が、別々のアプリを行き来せずに済みます。
ちなみに、いま現場の工事代金をPayPayのQRコードで受け取っている方は、そのままで大丈夫です。実はSTORESの端末でもPayPay払いは受けられるのですが、手数料が3.24%と、PayPay加盟店として直接受ける場合(1.98%)より高くつきます。つまり現場の工事代金はPayPay直のまま、物販はSTORESという分担が手数料的にもいちばん得。工事代金側の受け取り方は決済手段の使い分けの記事で整理した体制のまま、併用できます。
STORESの手数料は、よく混同されますが2種類あって、別々の数字です。ここを分けて理解しておくと、あとの料金の話がスッと入ります。
- ネットショップで売ったとき → 「決済手数料」(後述:3.6%〜/5.5%〜)
- 店頭・対面で受け取ったとき → 「STORES 決済の手数料」(後述:1.98%〜)
同じ「STORES」でも、ネット販売と対面決済では手数料がまったく違います。自分がどっちをメインで使うかで、見るべき数字が変わると覚えておいてください。
ネットショップは月0円から|フリーとスタンダードの違い
まずはネットで売る側の話。STORESのネットショップには、月額0円の「フリープラン」と、月額3,300円(税込)の「スタンダードプラン」の2つがあります。違いはざっくりこうです。
| 項目 | フリープラン | スタンダードプラン |
|---|---|---|
| 月額 | 0円 | 3,300円(税込・年間契約) |
| ネット販売の決済手数料 | 5.5%〜 | 3.6%〜 |
| 向いている人 | まず試したい・売上が読めない | 毎月コンスタントに売れている |
※スタンダードの3,300円は「年間契約」のときの月額です。月ごとの契約だと3,960円(税込)になります。
見るべきは「月額」と「決済手数料」のバランスです。フリーは月額0円な代わりに手数料が高め(5.5%〜)、スタンダードは月額3,300円かかる代わりに手数料が低い(3.6%〜)。
つまり、売上が小さいうちはフリー、売れてきたらスタンダードに切り替え——という乗り換えが王道です。
📊 図解:月いくら売れたらスタンダードに切り替え?
手数料の差(5.5%−3.6%=約1.9%)で月額3,300円を取り返せるのが、ざっくり月の売上17万円前後。ここが分かれ目です。
はじめは迷わずフリー(0円)でOK。「毎月コンスタントに15万・20万と売れてきたな」と感じたら切り替えを考える、という順番です。
※ネット販売の決済手数料のみで単純計算した目安。商材や決済手段で前後します。
専門知識がなくても、商品の写真と説明を入れていけばお店の形になります。「とりあえず0円で棚を作って、端材の小物を1つ並べてみる」くらいの軽さで始められるのが、職人の物販にはありがたいところです。
店頭でカードもQRも|対面決済の手数料を正直に


次は店頭・現場で対面で受け取る側=「STORES 決済」の話。マルシェ出店や、現場でその場で物を売るときに使う部分です。手数料はこうなっています。
| 対面の決済手段 | 手数料 |
|---|---|
| クレジットカード(Visa・Mastercard) | 1.98%〜(条件あり・下記参照) |
| 電子マネー(交通系IC) | 1.98% |
| iD・QUICPay | 3.24% |
| QRコード決済 | 3.24% |
| 決済端末(参考) | 条件付きで1台無料(通常27,720円・税込) |
クレカ1.98%〜は、対面の決済サービスのなかでは低めの水準です。ただし、ここは条件を押さえておかないと「思ってたのと違う」になりやすいポイント。下にまとめます。
この2つの好条件は、無条件ではありません。おもに次の前提があります。
- クレカ1.98% → Visa・Mastercardで、かつスタンダードプラン(対面の決済額など条件あり)の場合。フリープランだと2.48%が目安です。
- 端末1台無料 → スタンダードプランの年間契約+審査通過が条件。しかも無料分は「貸出」扱いで、解約時は返却が必要です。フリープランや短期だと端末代(通常27,720円・税込)がかかります。
つまり「1.98%・端末無料」は“しっかり対面で売っていく人向け”の条件。たまにイベントで使う程度なら、フリープランの料率(2.48%)と端末代を前提に考えておくと、あとでガッカリしません。最新の正確な条件は申込前に公式で確認してください。
逆に言えば、普段は店を構えず、ネット販売がメインで対面はたまにという職人さんなら、対面の手数料はそこまで神経質にならなくて大丈夫。「ネットで売るのがメイン、対面はおまけ」と割り切れば、フリープランのまま気軽に始められます。
入金と資金繰り|売上が手元に届くタイミング
物販を始めると、意外と気になるのが「売れたお金がいつ入るか」。職人仕事と同じで、入金のタイミングは資金繰りに直結します。ここも手数料と同じく、「ネット」と「店頭」で仕組みが分かれます。
共通するコツは、手数料負けしない単位にまとめて受け取ること。店頭分は「10万円以上で引き出す」か自動入金に、ネット分は「売上が少ない月は繰り越し」に。本業の入金と同じで、「いつ・いくら入るか」が読めると資金繰りがラクになります。



売れたお金をすぐ動かせるなら、材料代の立て替えもラクになるなぁ。
そしてもう1つ、物販を始めると必ず出てくるのが「売上と手数料の帳簿づけ」。STORESの決済手数料も、PayPayの手数料と同じ考え方で経費に計上できます。仕訳のやり方は決済手数料の仕訳の記事がそのまま使えるので、確定申告の前に一度目を通しておくと安心です。
STORESが向く職人・今はまだ向かない職人
ここまでをふまえて、向き・不向きを整理します。
| 向いている職人 | 今はまだ向かない職人 |
|---|---|
| 本業のとなりで物販・ネット販売を始めたい | 物販に興味がなく、対面決済だけ欲しい |
| 初期費用ゼロ・月額ゼロで小さく試したい | すでに大規模にECを回している |
| ネットと店頭の売上を1か所でまとめたい | 現場の対面決済を本格運用したいだけ |
| マルシェ出店など対面販売の機会もある | — |
大事な前提が1つ。とくに対面決済(STORES 決済)の審査は事業者(個人事業主を含む)が前提です。屋号で活動している一人親方なら基本的に対象に含まれますが、まったくの趣味・個人としての利用は対象外になることがあるので、「事業の一環として物販を始める」という形で申し込むのが基本です。店舗を持たない方は、開業届の控えや、制作風景・工具・作業車など「事業をやっていることが分かる写真」を用意しておくと、審査がスムーズに進みやすいです。
あわせて、「自分の本命はどっちか」で入口を選べるように整理しておきます。物販が本命ならこのままSTORES。現場の決済まわりが本命なら、下の2つが近道です。
まとめ|物販は「0円で小さく」始めて、伸びたら整える
最後に要点を整理します。
- STORESはネットショップと店頭の対面決済を1社にまとめられる。累計25万社が利用
- ネット販売はフリー(0円・5.5%〜)から。月17万円前後売れてきたらスタンダード(3,300円・3.6%〜)へ
- 店頭のクレカ1.98%・端末無料は“しっかり対面で売る人向け”の条件付き。たまの対面ならフリーで気軽に
- 入金はネットが翌月末・店頭は申請式。手数料負けしない単位でまとめるのがコツ
職人の物販は、「売れるか分からないものに、最初からお金をかけない」のが鉄則。STORESなら月0円から棚を作って、端材の小物を1つ並べるところから始められます。本業のとなりで小さく育てて、手応えが出てきたらプランを整えていく。
その順番なら、リスクを抱えずに第一歩を踏み出せます。
最後に、現場のキャッシュレスまわりを整えたい方向けの記事をまとめておきます。
「まずは現場のキャッシュレスから整えたい」「QR決済って何から?」という方はこちら。









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