こんにちは、ゆうペイです!
この記事は、PayPayで工事代を受け取る職人・一人親方・個人事業主の方向けです。
工事代をPayPayでもらって、「領収書もお願いします」と言われた。
いつもの用紙に、何を書き足せばいいのでしょうか。
PayPayの領収書も、普段の用紙で作れます。
宛名・日付・金額・工事内容・発行者に加え、実際の支払い方法が分かるように書きましょう。
まずは完成見本から。紙で渡すときの印紙、インボイス、無料の用紙も順に紹介します。
PayPayで支払った側の方は、お店から領収書をもらう方法をご覧ください。アプリの取引履歴の残し方は、PayPayで払った経費の記録方法で説明しています。
※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。
「PayPayで払いたい」と言われたときに対応できるよう、これからお店用の契約を準備する方はこちら。

PayPay領収書の書き方|まずは完成見本
たとえば、修理工事代16,500円を全額PayPay残高で受け取った場合。
いつもの複写式の領収書でも、次のように書けます。

但し書きと支払方法の欄は、分かれていても、一緒に書いてもかまいません。
一緒に書くなら、「修理工事代として(PayPay残高払い)」が一例です。
| 記入するところ | この例なら |
|---|---|
| 宛名 | お客様の正式な氏名・会社名 |
| 日付 | 代金を受け取った日。発行日と違うときは受領日も記載 |
| 金額 | ¥16,500−(税込の受取総額) |
| 但し書き・支払方法 | 修理工事代として(PayPay残高払い) |
| 発行者 | 自分の氏名・屋号、住所など |
| 収入印紙 | この例は5万円未満なので不要 |
実際の支払い方に合わせて、「PayPayデビット払い」「全額PayPayクレジット払い」などに変えます。
サービス名だけの「PayPay決済」では、残高払いなのかクレジット払いなのかまでは分かりません。
宛名・金額・但し書きで迷わない3つのコツ
- 宛名は「上様」より正式名称。お客様に確認して書けば、後から書き直しを頼まれにくくなります。
- 金額は前後の余白を残しすぎない。頭に「¥」、末尾に「−」や「※」を付け、数字の書き足しを防ぎます。
- 但し書きは工事内容まで。「お品代」だけより、「水栓交換工事代」「外壁補修工事代」の方が、何の支払いかを説明しやすくなります。

手書きだからダメ、ということはありません。
いつもの用紙に「何の工事」「何で支払われたか」を残せるようにしておきましょう。
毎回、屋号や住所から書くのが大変なら、名入れの複写式領収書も選択肢です。
自分用の控えを同時に残せるので、発行枚数が多い方には便利です。
まず数枚だけ用意したい方は、この記事の無料の領収書作成道具も使えます。
紙の領収書に印紙は必要?PayPayの支払い方で確認
印紙は「PayPayだから」ではなく、何で払われたかで変わります。
次の表は、PayPayと直接契約している通常の実店舗向け契約で、全額を同じ方法で受け取った場合です。
| 支払い方・渡し方 | 印紙の扱い |
|---|---|
| 残高・デビット払いの紙領収書 | 原則、受取総額が5万円未満なら不要。5万円以上100万円以下なら200円 |
| 全額PayPayクレジットの紙領収書 | 「クレジット払い」と記載すれば不要 |
| PDFなど電子データだけで渡す領収書 | 金額・支払い方にかかわらず不要 |
消費税を納める事業者が消費税額を分けて書くなど、条件を満たせば税額を除いて5万円の線を判断できます。
消費税の納付が免除されている事業者は、消費税相当額を分けても除けません。
支払い方は、お店の管理画面で確認する
- お店用の管理画面「PayPay for Business」で、該当する取引を開く。
- 支払日時・金額を照合し、支払い方法を確認する。
- 領収書にもその方法を記入し、紙で渡す場合は上の表で印紙を確認する。
例:全額をPayPayクレジットで受け取ったなら、「修理工事代として(全額PayPayクレジット払い)」。
全額を残高払いで70,000円受け取り、消費税額を分けずに紙で渡すなら、「修理工事代として(PayPay残高払い)」と書き、200円の印紙を貼ります。
印紙は貼るだけでなく、再利用できないよう領収書と印紙にまたがって印章または署名で消印をします。
上の表はPayPayとの直接契約が対象です。
他社経由では、契約先の支払い方式と領収書の記入例を、導入時にまとめて確認しておきましょう。
確認する項目と連絡先の探し方は、他社の決済端末でPayPayを受ける場合に整理しています。
税込・税抜の52,800円の例、ポイントとの併用、詳しい根拠は、PayPayの印紙の早見表と記入例で確認できます。
根拠:国税庁・コード決済の領収書/5万円の基準/消費税額の区分記載。
お客様に何を渡す?普通の領収書とインボイス
現場での案内は、「領収書をお出しします。宛名を教えてください」からで大丈夫です。
紙か電子かの希望と、インボイスが必要かを確認できるよう、普段の発行方法を決めておきます。
| お客様の用途 | 用意する書類 |
|---|---|
| 個人宅の工事など、私用の支払い | 希望された普通の領収書。契約で控えの交付を求められる場合は、その条件にも従う |
| 事業用で、インボイスを求められた | 自分が登録済みなら、必要事項を満たす請求書または領収書。未登録なら、その旨を伝えて普通の領収書 |
登録済みなら、登録番号だけでなく必要事項をそろえる
インボイスは、お客様が消費税の計算に使う書類です。
自分が登録事業者で、課税事業者のお客様から対象の取引について求められた場合は、原則として交付が必要です。
すでに必要事項のそろった請求書を渡していれば、それを使えます。必ず「領収書」という名前にする必要はありません。
- 発行者の氏名または名称と、Tから始まる登録番号
- 取引した年月日
- 工事などの取引内容(軽減税率の対象があれば、その旨)
- 税率ごとに分けた税抜または税込の合計額と、適用税率
- 税率ごとに分けた消費税額等
- 書類を受け取る相手の氏名または名称
たとえば10%対象の修理工事16,500円なら、「10%対象・税込16,500円/消費税額1,500円」に、宛名・取引日・工事内容・発行者と登録番号をそろえます。
最初の見本は普通の領収書なので、そのままインボイスとして使わず、この必要事項を追加してください。
請求書と領収書を両方出すときは、「請求書No.○○分」と対応付けると、同じ取引だと分かります。
登録番号を毎回手書きする手間は、登録番号のゴム印で減らせます。
インボイス未登録でも、普通の領収書は出せます
「当店はインボイス未登録です」と伝え、日付・宛名・金額・工事内容・支払方法・発行者を記入します。
登録番号を作って書いたり、適格請求書と表示したりはしません。
買い手側には、帳簿と一定事項を記載した請求書等を保存するなどの条件付きで、仕入れにかかった消費税の一部を差し引ける経過措置があります。
割合は2026年9月30日まで80%、10月1日から2028年9月30日まで70%。自分が未登録だからといって、相手が何も差し引けないとは限りません。
登録するかどうかは領収書の書き方とは別の判断です。
取引先の要望と自分の消費税負担を比べる際は、インボイスの特例と終了後の負担も確認してください。
民法486条では、代金を支払う人が受取証書を求められるとされています。
これとは別に加盟店契約にも発行条件があり、たとえばSquareは、お客様から求められた場合の書面の領収書発行を定めています。
「キャッシュレスだから出さなくてよい」とせず、使っているサービスの手順に沿って用意しましょう。
カードや電子マネーも受けている方は、カード払いの領収書の記載例、電子マネー・QR決済の領収書の書き方もご覧ください。
まだPayPayで代金を受け取れるようにしていない方は、加盟店の申し込みから始めます(初期費用・機器費用0円)。
👉 PayPayのQRコード決済の申し込みページ【公式サイト】
工事の請求書と領収書をまとめて作りたい方には、Misocaもあります。無料プランは月10通まで請求書を作成できます。
自分の発行枚数や欲しい機能に合うか、無料の請求書ソフトの比較で確認してください。
👉 クラウド請求書・見積書・納品書管理サービス Misoca(みそか)![]()
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払った側の領収書の出し方|PayPayアプリでは発行できません
店頭のQR・バーコード払いの領収書は、支払ったお店に発行を依頼します。
PayPayアプリで見られるのは「取引履歴」で、領収書を発行する機能ではありません。
- お店に、支払った日・金額・必要な宛名を伝える。
- 支払いの確認を求められたら、PayPayアプリの取引履歴を見せる。
- インボイスが必要な場合は、あわせて伝える。
取引履歴は支払いを示す資料になりますが、それだけで経費精算が済むかは勤務先の決まりや書類の内容によります。
必要なときに慌てないよう、取引履歴の保存方法と領収書がない場合の記録を確認してください。
根拠:PayPay公式「領収書がほしい」。
無料の領収書用紙を作る|入力して発行・空欄で印刷
用紙が手元になければ、この下の無料の作成道具を使えます。
会員登録もメールアドレスの入力も不要です。
入力した項目は印字、空欄は手書き用の記入欄になります。
| 使う場面 | 用意する方法 |
|---|---|
| 時間に余裕があるとき | 宛名・金額・工事内容などを入力して発行する |
| 現場へ持っていきたいとき | 屋号・住所など自分の分だけ入力して印刷。お客様の情報は現場で手書きする |
支払い方法と、紙か電子かを選びます。
「その他コード決済」「電子マネー」を選んだ場合は、サービス名も入力します。
PayPayを選ぶと「PayPay決済」と印字されるため、備考欄に「全額PayPay残高払い」「全額PayPayクレジット払い」など実際の方法を補ってください。
この道具はPayPayの契約まで判定しません。PayPayの紙領収書の印紙は、この記事の早見表で確かめてください。
消費税は「分けない」が初期設定です。
消費税を納める事業者が税額を分ける場合に、取引に合う税率を選びます。未登録の方は登録番号欄を空欄にします。
A4縦1枚に、領収書と「領収書(控)」を印刷できます。
中央で切り分け、控えは自分で保存してください。2枚ともお客様に渡すためのものではありません。
📱 スマホで使う場合や全画面で操作したい方は 別タブで大きく開く ▶
印刷するときの設定
- 用紙はA4・縦。
- 倍率は「100%」または「実際のサイズ」、余白は「なし」か「最小」を選ぶ。
- ヘッダー・フッターを外し、印刷前の画面で1枚に収まるかを確認する。
スマホでは「PDFダウンロード」で保存し、印刷アプリやコンビニの対応サービスへ渡す方法もあります。
PDFを保存しても、印刷してお客様に渡すなら「紙の交付」です。電子データだけの交付と取り違えないようにしてください。
入力した宛名や金額は、お使いの端末内で処理します。
屋号・住所など次回用に保存される項目があるので、共用端末では最後に「リセット」を押してください。
控えを保存する|紙と電子データを分けておく
紙で発行した領収書は控えを残し、電子でやり取りした領収書は、その電子データを保存します。
電子の領収書を印刷しただけで保存を終わりにせず、日付・相手先・金額で探せるよう整理しておきましょう。
紙を撮影・読み取りして原本に代える場合も、別の条件があります。
保存の条件は国税庁・電子帳簿保存法の案内を、実務の整理は電子の書類の保存手順を確認してください。
書類は用意できても、帳簿づけが毎年後回しになる・・・。
白色申告の方は「やよいの白色申告 オンライン」の無料プランも選べます。銀行明細の取込みと、必要に応じた売上の入力を組み合わせて、年末にため込まない形を作りましょう。
発行した控えをため込み、休日にまとめて帳簿へ写すのが負担なら、書類の整理と記帳も見直しどきです。
会計ソフトへの銀行明細の取込みを使えば、確認・入力の手間を減らせます。
領収書をなくした・現金も受け取ったときの対応
「なくしたからもう1枚」と言われたときの再発行
まず、最初の領収書の控えとPayPayの取引履歴を照合します。
再発行するなら、同じ支払いに対する書類だと分かるように残すことが大切です。
- 元の領収書番号・取引日・金額・宛名を確かめる。
- 「再発行」と明記し、元の領収書番号や受領日も分かるようにする。
- 自分の控えにも、再発行日と理由を記録する。
- 紙で作る場合は、再発行分についても印紙の要否を確認する。
「再発行」の一言だけで二重の経費計上を防げるわけではありません。
お客様にも、元の書類と同じ取引であることを伝えて渡しましょう。
現金とPayPayで分けて支払われた場合
以下は、すでに分けて支払われた取引の領収書を作る場合の話です。
これから現金との併用を受け付けたい場合は、先に契約先へ可能か確認してください。
領収書には、「合計70,000円/現金20,000円・PayPay残高50,000円」のように、受け取った総額と内訳を書きます。
この例がPayPayとの通常の実店舗向け直接契約で、消費税額を分けない紙領収書なら、合計70,000円で印紙200円です。
PayPayクレジットや他社経由の契約が混ざる場合は、同じ計算にしないでください。
支払方法ごとの扱いは、他社の決済端末・併用払いの場合で説明しています。
よくある質問|PayPay決済と領収書
PayPayで支払うと、アプリから領収書を発行できますか?
店頭のQR・バーコード払いでは、アプリから領収書は発行できません。支払ったお店に依頼します。アプリの取引履歴は、支払いを確認する資料です。
PayPayの領収書を出す義務はありますか?
領収書を求められたときは、利用中の加盟店契約に沿って発行できるように用意します。民法の受取証書を求める権利のほか、契約にも発行条件があるため、PayPayだから一律に出さなくてよいとは判断しません。
5万円以上のPayPayの領収書に印紙は必要ですか?
PayPayとの通常の実店舗向け直接契約では、残高・デビット払いの紙領収書は原則、受取総額5万円以上で必要です。全額PayPayクレジットで、その旨を記載した紙領収書と、電子データだけの交付は不要です。消費税額を分ける場合や他社経由の契約は、本文の早見表と説明をご確認ください。
インボイス未登録でも領収書は出せますか?
普通の領収書は出せます。未登録であることを伝え、宛名・日付・金額・工事内容・支払方法・発行者を記入してください。適格請求書は発行できません。
但し書きには何と書けばいいですか?
「修理工事代として(PayPay残高払い)」が一例です。全額PayPayクレジットなら「修理工事代として(全額PayPayクレジット払い)」など、実際の支払方法に合わせて記載します。
取引履歴は領収書の代わりになりますか?
支払いを確認する資料にはなります。ただし、勤務先の経費精算の決まりや、必要な書類の内容によっては領収書が求められます。インボイスが必要なら、その必要事項を満たした書類をお店に依頼してください。
領収書がないPayPayの支払いは、確定申告で経費にできますか?
領収書の有無だけで決まるわけではありません。事業に必要な支出であることを、帳簿や取引履歴、請求書などで説明できるようにします。電子で受け取った資料はデータでも保存し、私用の支出と分けて記録してください。
まとめ|用紙・支払方法・渡し方を準備しておこう
- 普段の領収書に、工事内容と実際の支払方法を書く。完成見本を参考に、宛名・日付・金額・発行者もそろえる。
- 紙の印紙は、PayPayで何を使って払われたかで確認。残高・デビット払いと、全額クレジット払いを分ける。
- インボイスが必要か、紙か電子かを確認して渡す。自分の控えも残し、次の現場用に用紙を準備する。
用紙も、書く言葉も決まっていれば、現場での対応はぐっと楽になります。
まずは無料の領収書用紙を数枚用意して、いつもの道具と一緒に持っていきましょう。
銀行明細とあわせて帳簿づけを整えたい方は、freee会計も検討できます。
PayPayの決済履歴と銀行への入金は同じ記録ではないので、PayPay売上と手数料の仕訳も確認しておきましょう。






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